撮影地不足な調布のバスオタ日誌

京王バス・小田急バス中心の路線バス撮影記です

2023.7.8 狛江営業所 除籍車両撮影会

一昨日土曜日は、狛江営業所第二車庫で開催された、渋24撤退に伴う除籍車両の撮影会へ。

 

展示車両の説明パネル。

13-D702(QQG-LV234L3)、05-D9101(PJ-LV234L1)、06-D6050(PJ-MP37JK)の3台が撮影用車両として展示されました。

 

また、今回の除籍を免れた06-D6045(PJ-MP37JK)が運転士体験車両として活躍。予想以上の盛況だったためか、同じく運転士体験用に、途中1時間ほど07-D9234(PKG-LV234L2)も駆り出されました。

 

車庫奥には、社名表記や営業所記号の除去や運賃器撤去、きゅんたステッカーの剥離など除籍作業が終了し留置されている車両が数台。(一部運用中の車両も留置)

また、目隠し用なのかポンチョも2台ほど端っこに停められていました。

 

一回目の撮影会前にはエンジンルームの説明も行われました。

また、撮影用展示車の3台と、奥に留置されていた05-D9109(PJ-LV234L1)は、車内に立ち入ることもできました。

 

そして大盛況の中、11時から第一回目の撮影タイムスタート。車内の公開は一時休止し、車両から離れて撮影できるようになります。

 

13-D702の前は人だかりになってしまい、05-D9101と06-D6050の2台を主に撮影する形に。(個人的には正直13-D702はそこまで目当てではなかったので)これでも満足度は十分でしたが、一回目から見事に修正されたのが、二回目の13時からの撮影タイムでした。

 

その様子をダイジェストでどうぞ(表示された順番ではなく、ある程度種類でまとめてお送りします)。

まずは今回減車が発生する原因となった、撤退する渋24から。渋谷駅と成城学園前駅を結ぶ系統です。成城行、渋谷〜昭和女子大まで表示されるパターン。

 

続いて逆方向の渋谷行。こちらは成城〜日大商学部前まで表示されるパターン。狛江営業所の改正まとめでご紹介した通り、渋24は小田急バスでは珍しい、途中停留所で経由表示が切り替わる系統でした。

 

同じく渋谷駅行ですが、こちらは若林一丁目から表示されます。経由表示なしのシンプルなパターン。渋谷駅に乗り入れる小田急バスは、渋26と渋54が残りますが、どちらもこのように大きく渋谷駅と表示されることはありません。

 

続いて境91の調布駅北口行。系統と行先の組み合わせ自体では、武蔵境営業所所管の早朝に2~3本運行される、武蔵境駅南口または武蔵境営業所始発の調布駅北口行もありますが、狛江営業所所管系統としては、深夜に調31系統の送り込みとして、狛江営業所始発の1日1本のみ運行される系統で表示されます。丁度営業中の扁平が通過。

 

同じく境91から狛江営業所行。かつては終車に限り運行されていましたが、昨年8月からは平日の日中にも、今月からは土休日の夕方以降にも数本運行されるようになりました。その昨年8月以降、ROM更新により白(?)抜き文字での表示が特徴的なパターンになっています。

 

成01のNTT中央研修センター行。成01系統は、成城学園前駅つつじヶ丘駅を結ぶ系統で、基本的に中型車が運用されますが、成城学園前駅とNTT中央研修センターを結ぶ区間便の、主に直行便は大型車も充当されます。しかし成城発NTT行の各停便なんて定期であるんですかね?、この辺りの系統にはあまり詳しくないのでよく知りません。

 

玉08の吉沢行。調布駅二子玉川駅を結ぶ玉08系統は、通常ダイヤでは途中停留所止まりや始発の設定はありませんが、多摩川花火大会開催時に、交通規制の影響で吉沢〜二子玉川駅が運休となり、このような臨時系統が出現します。今年は4年振りの運行があるのでしょうか。

 

読01のよみうりランド行。通常は登戸営業所が運行する読01系統ですが、ジュエルミネーションの行われる期間の、中でも主にクリスマスシーズンに発生する他営からの応援に対応するため、狛江営業所始め各営業所に読01のROMが搭載されています。丁度エルハイの片割れが通過。

 

京王井の頭線代行バスの渋谷駅行。下北沢駅付近の橋桁架け替え工事による、電車運休に伴い運行された代行バスだと思われます。まだROMが残っているのが驚きでした。この代行バス運行当時は、バスに微塵も興味なかったですね…。

 

見慣れた味スタ直行便。狛江営業所からは狛江駅発が主ですが、武蔵境発の充当歴も多分あるはず?

 

急行三鷹駅行。こちらも味スタ臨用だと思われますが、三鷹駅〜味スタは休止中。現在運行のある武蔵境や狛江、多磨は急行から直行にROM更新されています。杏林大学井の頭キャンパスからの特送にも使われそうかな?

 

急行東京よみうりカントリークラブ行。毎年12月頭の、JTカップの送迎要員として新百合ヶ丘から運行されます。昨年は展示車の13-D702が充当され話題になりましたね。今年こそ撮りに行きたい特送。

 

JTカップ送迎の逆方向で使用される、急行新百合ヶ丘駅行。

 

最後に味スタでも見慣れた社名幕で締め。濃い20分間でした。

 

ここからは最後に、撮影タイムでは出てこなかったものの、運転士体験用の車両に表示されたネタ幕を。

現在も運行されている狛江管内の深夜バス2種。左が狛江駅北口始発狛江営業所行、右が同じく狛江駅北口始発の国領駅行です。他に狛江管内の深夜は土曜の境91、調布駅北口始発狛江営業所行が残っています。

 

成城学園前駅と狛江営業所を結ぶ出入庫系統。NTT中央研修センター経由と仙川駅入口経由もありますが、こちらは砧中学校下経由の世田谷通りを通る路線。日中も調布始発であったら便利そうに思いますが、いかがでしょうか。

 

左が直行成城学園前駅行、NTT中央研修センター始発ですかね?

右は調01深夜の多摩川住宅行。調01の深夜バスは現在運行がありません。いつ無くなったんだろう。前面表示も撮りたかった…。

 

調31。深夜のみ1日1本運行される、武蔵境営業所と共管の系統。右は深夜バスですが、この系統もいつの間にか深夜バスは消えていましたね。

 

よみうりCC特送から新たに2種。新百合ヶ丘駅行と東京よみうりカントリークラブ行は既に登場しましたが、こちらは稲城・矢野口方面。近年は新百合のみでこちらの運行は休止中です。復活に期待。

 

新百合ヶ丘駅よみうりランドを結ぶ直行便らしい表示。初見でしたがこんな表示あるんですね。かつて使用機会はあったのでしょうか?

 

クリスマスシーズン特送からさらに2種。京王よみうりランド駅行と寺尾台団地行。近年は登戸以外からの応援はよみうりランド小田急読売ランド前駅間の区間便への充当がほとんどで、特に寺尾台団地行への充当は稀になっています。

 

味スタ臨からも新たに2種。多磨駅吉祥寺駅です。多磨駅便の小田急バスは、明後日水曜日に久しぶりに運行があるようです。吉祥寺は急行表示ですが、杏林特送にはまた別の表示があるのかな?

 

撮影会でも表示された急行三鷹駅、側面とリアも。

 

最後に井の頭線代行バス、撮影会で出た渋谷駅行と逆方向の明大前駅行。明大前駅は通常の路線バス自体全く存在しないので、とても新鮮な表示です。京王線が高架化したら沿線のバス事情も大きな変化が起こりそうですが、それはまだまだ先の話かな?

 

さて、そんな感じのレア表示大量回収でした。

なかなか濃い4時間を過ごす事が出来ました。小田急バス狛江営業所の皆さん、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

また次回のイベントも期待です😆

 

なんとか写真編集間に合って隔日更新キープ!!、ではまた〜