11月になりました。3連休いかがお過ごしですか?
今季の味スタ臨もFC東京が今日を含め2回と、東京ヴェルディが2回と。ヴェルディの試合後も対戦相手によってはシャトルバスが運行されるようになりましたが、残り2回は神戸と川崎が相手ということで、どちらも条件は超えそうでしょうかね…?
しかし東京ヴェルディがここまで健闘するとは正直思っていませんでした。来季も東京ホーム三つ巴のJ1リーグが盛り上がりそうで、注目です。
さて3月分のまとめ、行ってみましょう。
↓一応更新予定計画
10/20 1月分 10/27 2月分 11/3 3月分
11/10 4月分 11/17 5月分 11/24 6月分
12/1 7月分 12/8 8月分 12/15 9月分
12/22 10月分 12/29 11月分 1/5 12月分
車両動向
3月は遂に、京王バス最後のKL-規制、2005年式車のM40509が除籍となりました。M40509は2022年5月のM32204導入以降は貸切登録として、主に教習で使用されました。この役目を引き継ぐ形で、多摩地区唯一だったバスカラーMKロングのM30622が貸切落ちしています(8月に故障のため除籍)。
- M40509 除籍 KL-UA452KAN改
- M30622 貸切登録 PA-MK27FM
新車は2023年度の最終グループとして、BYD K8 2.0が2台永福町営業所に納車。京王バスグループ初の一般路線用EV車となりました。先にすぎ丸用に入ったJ6の72408同様、営業運行開始は調整に時間を要し、72403が5/21に、72405が6/21にそれぞれ運用開始しました。その後もしばらくは不規則な運用入りとなり、ここ1~2ヶ月でようやく運用の頻度が落ち着いてきた印象です。
ダイヤ改正などに関連し、以下の動きも発生しています。
- K(電鉄S)→B61101 BDG-HX6JLAE
- C→電鉄S21056 PDG-KR234J2
- J→D21061 BDG-HX6JLAE ※バスカラーに変更
- J→バスG30716 PA-MK27FM
- バスG→C20712 PJ-KV234L1
- C→M21127 PDG-KR234J2
- C→T21101 KX525Z1
- K61807(A→D) 2KG-KR290J3
小田急バスでも05年式PJ-KVが引き続き代替され、吉祥寺では車検時期の異なる05-A9095を辛うじて残すことになりました。狛江では昨年9月以来、半年ぶりのPA-LRの代替もありました。328の除籍により、元ラッピング車で一部残っていた旧社番表記の車両が消滅しました。
- 24-A9443 2RG-LV290N4 (05-A9105代替)
- 24-A9444 2RG-LV290N4 (05-A9106代替)
- 24-D3029 2KG-LR290J4 (05-D327代替)
- 24-C9446 2RG-LV290N4 (05-C9108代替)
- 24-A9445 2RG-LV290N4 (05-A9107代替)
- 24-D3030 2KG-LR290J4 (05-D328代替)
また、ダイヤ改正で新04系統が登戸営業所から新百合ヶ丘営業所に移管されたため、06年式PJ-LVが3台転属しました。
- 06-E→F9166~9168 PJ-LV234L1
撮影記録
3月は各社ダイヤ改正が行われました。京王小田急は後述しますが、調布にもう一つ乗り入れていた事業者、神奈川中央交通の、調布唯一の路線だった鶴22系統が廃止となりました。末期は土曜の朝に1往復が運行されるのみでした。
ちょうど同時期に導入が始まった神奈中の新デザインも、3/2に一度だけ調布入りしました。神奈中では同様に本数が僅少な他の免許維持路線の廃止も相次いでおり、小田原にこれまた唯一乗り入れていた平44・45系統にも新色やBYDが乗り入れるなど、話題を集めました。
最終運行日となった3/9は2台運行に。最後に相応しく、大勢のバスファンに見送られ、66年間の神奈中の調布での歴史に幕を下ろしました。 今は亡き小田急のエルハイとも顔合わせ。詳細は以下の記事でまとめてありますので、ぜひご覧ください。
細かいところでは、2月に元立川バスのV8エルガの代替でやってきた、銀河鉄道バスの新車(というか中古車ですが)も撮影。小金井地区の改正前のいろいろ回収のついでなんですけどね。月初には深大寺だるま市の増発バスも撮影しました。
小田急バスからは、ダイヤ改正に合わせて運用を開始した武蔵境のBYDを。しばらくはほぼ固定運用のみで運行されていました。その後9月中旬からようやく、固定運用に入っていない方の車両での固定以外の運用も解禁されています。
2月に引き続き、小金井支所の異端児G20712も撮影。3/2には午前中に武蔵境や東小金井にも入線しました。西武多摩川線新小金井駅近くの踏切を渡る一コマ。
同日にはFC東京のホーム開幕戦の、今季初となった味スタ臨にも充当。この次週の味スタ臨にも充当されましたが、G20712としての味スタはこの2回きりで、この後これまた小金井では未だ異彩を放つG30716と入れ替わりで八王子に転出しました。隣のG31303は電鉄から支所に移り、反対隣のG40707は除籍となり、懐かしさする感じる並びです。
路線改廃
京王バスと小田急バスでは、3/16と4/1に大掛かりなダイヤ改正が行われたため、3月中に廃止や減便となる路線が相次ぎました。あまりにも膨大な量のため、まずは3月中に回収したそれらの系統から見ていきます。
まずは京王バスから。
京王バス小金井支所では、東府中駅と武蔵小金井駅を結ぶ府75系統が、夜間は府中営業所のみでの運行に変更されました。そのため東府中駅発の終車と終前で運行されていた貫井トンネル下止まりが廃止となりました。
永福町営業所では丸の内線の再編を実施。渋谷駅とバスターミナル東京八重洲を結んでいた050系統は、3往復運行されていたうちの2.5往復を、永福町発着の030系統に振り替えました。またこの改正を機に、開設以来約2年半続いた、同路線の燃料電池バスでの運行が終了しました。
中野営業所では土休日に運行されていた、中野区立総合体育館発着の中91系統が廃止に。
さらに中84・85・高46系統がそれぞれ廃止となり、組み合わせた形の中86系統として生まれ変わりました。
続いて小田急バス。最大のトピックスは新宿駅と武蔵境駅を結ぶ長大系統宿44系統の完全免許維持化でしょうか。それまで1日2往復の運行でしたが、改正後は休日に吉祥寺駅と新宿駅を1往復するのみになっています。
同じく吉祥寺営業所の中型車で運用される調35系統も大幅減便となり、その入出庫で運行されていた吉03・04系統も平日に杏林大学病院方向の吉03を1本のみ残し消滅。超地味なレアキャラの吉04 丸池公園入口始発も廃止されました。
武蔵境営業所では三鷹発着の深夜バスで廃止が発生。平日に2本運行されていた鷹51系統の大沢十字路行は全便が大沢までの運行に(通常運賃の時間帯には残存)、平日三鷹駅方向片道1本と、土休日1往復が運行されていた鷹52系統の深夜バスが廃止されました。
狛江営業所では、仙川発着の小型車路線、仙01系統と緑ヶ丘循環を共通運用化。緑ヶ丘循環専用車だった鬼太郎デザインのポンチョが運用離脱しました。運用離脱後しばらくは狛江営業所の奥で文鎮と化していましたが、後に除籍となりました。
さらに、新04系統が登戸営業所から新百合ヶ丘営業所に移管されたり、稲城地区でも稲13系統の廃止をはじめとした稲城線の大幅減便(これについては2月分の記事も参照)、八王子方面でも八97系統が週に片道1本になるなどなど、とても追いきれず、いつものまとめ記事も途中で挫折しました。
どうにか記事化に漕ぎつけた分は以下を参照です。
以上、盛りだくさん3月分まとめでした。
今週は八王子営業所でダイヤ改正〜