さて8月になりましたが早々、桜ヶ丘地区に続き府中地区でダイヤ改正です。
こちらもまとめましたので早速。
- 国立線 日中を国03と府21の交互運行化 (府中営業所)
- 多喜窪線の改編 (府中営業所)
- 府中営業所入庫系統を東芝前行に変更 (府中営業所)
- 分52 平日朝晩を大幅カット (府中営業所)
- 東府中線の終車繰り上げ (府中営業所・小金井支所)
- 新町線の終車繰り上げ・始発終車を府02へ変更 (府中営業所)
- 平日夜間の七小循環線の減回 (府中営業所)
- 試験場線の終車繰り上げ・経路切替時間の変更 (府中営業所・小金井支所)
- 西之久保循環土休日の終車繰り上げ (小金井支所)
国立線 日中を国03と府21の交互運行化 (府中営業所)
国03系統(府中駅〜国立駅)が、日中は半数が区間便の府21系統(府中駅〜総合医療センター)に置き換えられました。かつてもこのような運行形態だった時期がありましたが、近年は日中は国03のみの運行でした。府21が日中に運行されるのは、コロナ期の増発で運行されていた2021年8月以来となります。
これに伴い総合医療センター〜国立駅間では半数が減回となっており、平日で24分・土休日で30分間隔での運行となっているほか、朝夜は概ね今まで通りの運行本数のところ、土曜朝や土休日夜で一部減回が発生しています。
また、国01系統の入庫便の行先が変更となっています(後述)。
多喜窪線の改編 (府中営業所)
前回改正では終車の大幅繰り上げの波にのまれた多喜窪線ですが、今回も主に国分寺駅以南で減回が発生しています。
その国分寺駅南口〜総合医療センターの間では、日中はこれまでの20分ヘッドから平日30分・土休日40分ヘッドまで大幅減回となったほか、平日夜間でも減回されました。
これと対照的に国分寺駅〜小平団地の区間では寺85•87系統(小平団地〜国分寺駅南口〜総合医療センター)と寺86系統(国分寺駅北口〜小平団地)の交互運行となり、土休日は運行本数維持・平日は20分ヘッドから15分ヘッドに増回となりました。
なお寺87系統は新設系統で、寺85系統の国分寺駅北口を経由しないバージョンとなっており、総合医療センター方向でのみ運行されます。朝ラッシュは引き続き寺85系統のみの運行です。
また、西国01系統(西国分寺駅〜総合医療センター)も、土曜でわずかに減回となっています。
府中営業所入庫系統を東芝前行に変更 (府中営業所)
府中街道の北側から府中営業所に入庫する系統の、武66系統(武蔵小金井駅南口→府中営業所)・国01系統(国立駅→府中営業所)・寺83系統(国分寺駅南口→府中営業所)が、それぞれ1つ手前の東芝前止まりに短縮されました。
府02系統(府中駅〜東八道路〜東芝前)や、国01系統・寺83系統の出庫便は従来から東芝前発着で運行されており、それらの系統と統一される形での変更となります。
また、土曜の武66系統は武73系統(武蔵小金井駅南口〜府中駅)の府中駅行からの振替となっており、土曜の学園通郵便局→府中駅は終車繰り上げとなっています。
分52 平日朝晩を大幅カット (府中営業所)
分52系統(分倍河原駅〜郷土の森総合体育館)は、平日朝の始発からの4.5往復と、夜の最終1.5往復が削減されました。なお土休日の運行時刻には変更はありません。
ラッシュ帯が思いっきり削られましたが、通勤通学需要は皆無に近かったのですかね。
東府中線の終車繰り上げ (府中営業所・小金井支所)
府75系統(東府中駅〜武蔵小金井駅南口)は、終車が大幅に繰り上げとなりました。
具体的には東府中駅方向では平日で1時間22分・土休日で1時間13分、武蔵小金井駅方向では平日の浅間町三丁目までの区間で2時間12分・貫井南町一丁目から武蔵小金井駅南口までの区間で1時間20分・土休日の全区間で41分もの繰り上げです。
これに伴い終車からの3本で設定されていた東府中駅→浅間町三丁目の区間便は廃止となっています。春の改正で貫井トンネル下止まりの区間便2本を置き換え、1本から3本に増えてから僅かな期間の運行形態でした。
また、土休日朝にも3往復(うち片道1本は浅間町三丁目→武蔵小金井駅南口の区間便)が削減されています。
浅間町三丁目行はまさかの未撮影、11601が定期だった頃に撮っておけよって感じですね。
新町線の終車繰り上げ・始発終車を府02へ変更 (府中営業所)
寺92系統(府中駅〜東八道路〜国分寺駅南口)は、始発の府中駅行と終車の国分寺駅行がそれぞれ、府02系統(府中駅〜東八道路〜東芝前)に振り替えれらました。
これに伴い土曜朝に1往復のみ運行されていた府02系統が廃止となったほか、寺92系統も終車帯で平日1.5往復、土休日片道1本が減回されています。
また府02の府中駅行で区間延長される形で、平日始発で1本運行されていた栄町一丁目始発の府中駅行は系統廃止となっています。
平日夜間の七小循環線の減回 (府中営業所)
府46系統(第七小学校循環)は、平日19時台以降で減回となりました。一部の便は西国45系統(府中駅〜西国分寺駅)に置き換えられ、こちらは僅かに増回となっています。
但し平日西国45系統の府中駅方向は、17分の終車繰り上げが発生しています。
試験場線の終車繰り上げ・経路切替時間の変更 (府中営業所・小金井支所)
前回改正でも終車繰り上げの波にのまれた試験場線ですが、今回も終車がさらに繰り上がりました。平日では、武蔵小金井発最終の武85系統多磨霊園行が武84系統多磨町行に短縮となり、多磨町→多磨霊園駅の区間および、その折返し武95系統武蔵小金井駅方向で40分の繰り上げ、また武56系統(貫井南町一丁目循環)の最終1本が削減され23分の繰り上げに、土休日でも武84系統多磨町行が終車から3本削られ1時間半程度(武蔵小金井駅方向でも2本削減で1時間程度)の繰り上げになりました。
さらに平日15時台多磨町発で運行されていた武94系統が運行取り止めとなっています。
また試験場線は、午前と午後で貫井トンネル経由の武80番台系統と前原坂経由の武90番台系統が切り替わりますが、この切り替え時間が武蔵小金井駅発で13時台から14時台に、多磨霊園駅・多磨町発で12時台から11時台にと、より距離の長い貫井トンネル経由の運行時間が短縮となっています。
西之久保循環土休日の終車繰り上げ (小金井支所)
武51系統(西之久保循環)は、土休日の21時台3本が削減されました。その他の運行時刻には変更はありません。
また、前回改正で電鉄小金井から小金井支所に移っていながら、6月から一時的に電鉄に戻されていたG31103ですが、改正に合わせて小金井支所へ戻ったようです。
以上、府中小金井地区のダイヤ改正まとめでした。お盆明けは都区内地区の改正もまとめたいと思います。ではでは。